日本独特の食品です。いかに良い素材をつかい、技術の限りを尽くしてお料理しても、 だしがしっかりしていなければ、本当においしいものは作れません。素材を活かすだしの基本であるかつお節たちについてご紹介しましょう。 2.5kg以上のカツオを使ったものが、本節。 2.5kg以下のカツオを使ったものが亀節。 また、製造過程において、カツオを煮て燻し乾燥させた 本節は、カツオを3枚におろした後、各身をそれぞれ血合いを境に切り分けたもので、1尾から4本の節が取れます。 背側でできた節を雄節、腹側でできたものを雌節。 亀節は3枚におろしただけの身から作りますので、1尾から2本の節が取れます。 亀節の名は、完成した節の形が亀の甲羅に似ていることに由来しています。 キハダやキメジと呼ばれるキハダマグロが原料で、1.3kg〜3kgのものが、節として加工され、 関東ではめじ節、関西ではしび節とも呼ばれています。 だしにすると味が淡白な上、色も薄いため上品な椀に仕立てるのに適しています。 原魚は、カタクチイワシ、ウルメイワシ、マイワシ、タレクチイワシ。 いわし節は関西だけで使用されるのが大きな特長です。使用する際は、 いわし節に昆布を合わせるのが一般的です。煮物、うどん、みそ汁のだしとして用いられます。 カタクチイワシは、すべて有頭で仕上げられますが、ふつうは煮干しにされます。 黄色っぽい色をして苦みや独特の臭みのあるだしが取れます。 ウルメイワシは、需要や価格にともなって有頭や、ポックリに仕上げられます。 比較的くせがなく甘みのあるだしが取れます。 マイワシは、多くは有頭で節にされ、丸みのある淡白な味わいのだしが取れます。 現魚はマルソウダガツオと、ヒラソウダガツオ。産地は土佐清水が有名ですが、 熊本や鹿児島など西日本各地でも生産されます。1月に入って400〜500gの大型の目近が来遊し、 中でも1月〜3月に獲れる物は寒目近と呼ばれて、サイズ、質ともに最良とされています。 特に関東ではカビ付けした寒目近が好まれます。 製造方法としては、原魚を割って節にする割節と丸のままを節にする丸節とが、あります。 そうだ節で取っただしの味は濃厚で、いろがつくのが特徴なので、 上品な味や色合いの仕立てたい椀ものには向きませんが、 そばつゆやうどんなどの濃いだしを取るには最適です。 じっくりと時間をかけることでうま味が引き出されます。 関東では、そば店で、そうだ節を主体にさば節やかつお節を混ぜて使います。このようにすることで、 それぞれの持つ節の長所を引き出し、美味しいだしをとることができるのです。 原魚の中心はゴマサバです。脂肪の少ない時期であればヒラサバも使われます。 生食用では、脂ののった東北近海のものが良い、とされますが、節加工には、 脂の少ない九州近郊で取れたものが主に使われます。種類としては、上記の他に、さばポックリ節さば圧搾節が、あります。 そうだ節と同じく、じっくり時間をかけることでうま味が引き出されます。 関東では、カビ付をしたさば節が好まれますが、この枯れ節でとっただしは、 香はあっさりしているにもかかわらず、味が濃く、そのため醤油や味噌とよく合います。 原魚はムロアジ。産地として有名なのは、熊本県と鹿児島県。ムロアジの節は中部地区で良く使用されます。 むろあじ節でとっただしは、黄色みを帯び、味はさば節よりもまろやかでさっぱりしています。魚臭さも少ないと言えます。 フロアコーティングを大阪で